認知症疾患医療センターは、南魚沼市民病院で平成23年4月1日に新潟県から指定を受け開設し、その後、令和4年4月1日にゆきぐに大和病院に移転しました。 本事業は、保健医療、介護機関等と連携をはかりながら、認知症疾患に関する鑑別診断、周辺症状と身体合併に対する急性期治療、専門医療相談等を実施しています。また地域保健医療、介護関係者への研修等を行うことにより、地域における認知症患者様の医療水準の向上を図ることを目的としています。
専門医療相談
専門の相談員が、認知症に関する不安や悩みのある方、ご家族等からの様々な相談に対応するとともに、地域包括支援センター等と連携を図り、介護サービス利用などの調整を行います。
鑑別診断と初期対応
鑑別診断や治療方針の選定が必要な方には、認知症疾患の診断を行うための検査(MRI、CT、心理テスト、血液検査等)や診察等を行い,診断に基づいた治療や初期対応等を行います。
合併症と周辺症状への急性期対応
合併症や周辺症状(幻覚、妄想、徘徊等)に対する診断を行うとともに、必要に応じて連携する医療機関で対応する体制を確保します。
かかりつけ医への研修及び認知症疾患医療連携協議会
認知症に関する知識の向上を図るための研修会を開催し、また地域の保健医療関係者、福祉関係者、地域包括支援センターなど介護関係者 組織された協議会の開催
情報発信及び家族会運営
認知症に関する知識や関心事項にかんする機関誌を作成したり、若年認知症家族会(空の会)の開催や運営を行っています。
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